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小学生サイト

知人から、子どもとインターネットとの関係に関して、説明して欲しいと問い合わせがあった。私は、自分でサイトを運営しているが、子どもたちとインターネットとの関係に関しては、ほとんど判らない。ただ、長崎県での事件報道を聞いていて、一つ判らないことで知りたかったことがある。小学生でも、かなりちゃんとしたサイトを作成して運営しているようだけど、どのようにしているのだろうと不思議に思っていた。この機会に、ちょっとのぞいてみようと思った。

検索エンジンで、それらしい言葉を入れてみてたどり着いたのが、小学生中学生が運営するサイトのランキングサイト。そこからいくつかのページに飛んでみた。印象に残った点を羅列してみる。
○統計を取ったわけではないが、女の子のサイトが多いのではないかと思った。

○やたらと「荒し禁止」「けんか禁止」を訴えている。大人の運営するサイトでも、ネチケットを守るように訴えている注意書きはあるが、小学生のサイトでは、やたらと「荒し」という言葉が目立つような印象を受けた。言い換えれば、それだけ、掲示板荒らしが横行しているか、掲示板荒らしが起こる可能性を運営者が不安に思っているか、だろうと思った。

○そこから、現実の世界での出来事と結びついて考えてしまった。誰かが、私の、あるいは、私たちの悪口を言った、言わないのトラブル。自分たちで問題を発生させ、問題が起こることをある意味、予想(期待??)しているグループ行動が、思い起こされた。

○何かのテーマを掘り下げたサイトというより、昔から存在する、お絵かき交換日記的、雑誌のペンパル募集コーナー的、プリクラ交換手帳的な雰囲気を感じた。

○予想以上に、サイト作成に関して詳しい人もいるようだ。質問コーナーには、単なる作成の仕方だけではなく、各種タグについての質問もあり、また、それに対して、かなり詳しい解説をしている人もいた。どこで、勉強するんだろうね。。。

by uchinan_e | 2004-07-05 21:48 | + education  

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