秋の全国交通安全運動

昨年、オーストラリアに滞在しているときに学んだ習慣を、日本でも実践していることがある。

b0024435_14182059.jpgオーストラリア滞在中、車に乗せてもらっているときに、前方で歩行者が横断しようとしている場面に出会うと、運転手は止まって歩行者に横断させていた。当然といえば当然だが。歩行者優先が徹底されているようだった。逆に、歩行者の立場でも、一般道路のみならずスーパーの駐車場内でも、よく止まってくれたように思う。ついつい、日本人の習性で、申し訳なさそうに小走りに渡ってしまっていたが。交通規則で、歩行者が横断するときは止まらなければならないんだ、ということを現地の運転手が言っていた。そう言われて、日本の場合でも「歩行者優先」ということを教習所で習ったな、と思い出した。で、調べてみた。以下、道路交通法の関係箇所を抜き出した。

道路交通法にも書かれているのだから、しっかり守ろうと、日本でも心がけるようにした。横断歩道前で渡ろうとしている人がいると、歩行者優先の立場で、一時停止することにした。

ところが、歩行者の反応が様々である。いくつかのパターンを書き出してみる。

1.小学生は、手を挙げていたりするから、渡ることが明確で、こちらが停止すると、小走りで渡りきり、くるりと方向転換して、丁寧にお辞儀をして去っていく。

2.中年くらいの一般的な人だと、減速しても、止まってあげても、こちらが通り過ぎるのをじっと待っている。我慢比べみたい状態になる。

3.割と若い人が、横断歩道付近にいて歩道手前で止まってあげると、渡ることは渡るのだけど、誰?知り合い?ってな怪訝な表情でこちらの顔を覗く込みながら渡っていく。

4.お年寄りが歩道付近で立っているのを遠くから確認すると、横断歩道手前で止まれるように減速していく。そうすると、なぜか、お年寄りは、くるりと横断歩道に背を向けて、しらんぷり状態。あれ?横断しないのかな?と思いながら、スピードを上げて横断歩道を通過してからバックミラーを覗くと、お年寄りはちゃんと歩道を渡っている。


ちょうど、秋の全国交通安全運動期間中(9月21日(火曜日)から30日(木曜日)まで)。歩行者優先の基本を忘れずに運転したいものだ。



道路交通法
第3章 車両及び路面電車の交通方法
第6節の2 横断歩行者等の保護のための通行方法
(横断歩道等における歩行者等の優先
第38条 車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない

2 (省略)
3 (省略)
(罰則 第119条第1項第2号、同条第2項)

(横断歩道のない交差点における歩行者の優先)
第38条の2 車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断しているときは、その歩行者の通行を妨げてはならない。
(罰則 第119条第1項第2号の2)
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by uchinan_e | 2004-09-23 13:45 | + society  

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