ことばネタ 2

昨日、もう1項目掲載するのを忘れていました。

[津波]
 英語でもtsunamiということは知っていましたが、今回、ネットで調べてみたら、他にもいろいろなことがわかってきました。
 正直知らなかったことですが、「稲むらの火」という物語が小学国語読本に掲載されていたということ。また、それには、モデルになった実話があり、小泉八雲が物語にした作品が元になっていることもわかりました。
 このあたりのことは、こちらに詳しく書かれています。

 tsunami以外にも、いくつかの国で別な表現があるようですが、tsunamiが世界的に使われている理由は、次のようなことらしいんです。

Sankei Webより)
TSUNAMIは世界共通語

 インド洋大津波が自然災害では史上最大級となったことで、日本語を語源とする国際表記「TSUNAMI(ツナミ)」も世界の主要メディアに連日登場、知名度を高める結果となっている。

 「津波」がローマ字表記で知られるようになったのは、1946年4月にアラスカのアリューシャン列島で起きたマグニチュード(M)7.8の大地震に伴う津波がきっかけとされる。ハワイ到達時に高さ7.8メートルを記録したこの津波では、165人の島民が死亡、惨状を目にしたハワイの日系人が、「ツナミ」と口にしたのだという。

 その約2年後に、米政府が「ツナミ」のローマ字表記を使った「太平洋津波警報センター」をハワイに設立。63年に開かれた国際科学会議で「ツナミ」は国際用語として公式採用された。

 「津波」の語源をめぐっては、船着き場である「津」に異常な「波」が突然、押し寄せるという意味からだとする説や「つよなみ(強浪)」がなまったとの説がある。古くは「海嘯(かいしょう)」という漢語も使われてきたが、日本国内の新聞報道をみると、昭和に入ってからは現在と同じ「津波」の表記が定着している。

 今回の津波が発生した26日以降にローマ字の「ツナミ」の言葉を使用した海外の新聞記事を検索すると、米紙ニューヨーク・タイムズのウエブサイトで114件、英紙タイムズで150件、タイ英字紙バンコク・ポスト(27-29日)でも37件ヒットしており、「ツナミ」の席巻ぶりがよく分かる。

 ただ、「海嘯」という漢語を生んだ中国では、本家のメンツからか「津波」という和製漢語は専門家以外には知られていない。今回の災害でもなお「印度洋海嘯」(中国国営新華社通信)といった報道が続いている。(名村隆寛)

                  ◇

 フランスでも当初、「ラ・ド・マレ」という津波を意味する仏語を使っていた報道機関が途中から、ラジオ、テレビを中心に「ツナミ」の使用に切り替え始めている。

(後略)

(パリ 山口昌子)【2004/12/31 東京朝刊から】
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by uchinan_e | 2005-01-05 20:36 | + words  

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